消費者金融は複数社あるけど審査はどこも同じ?

消費者金融は複数社あります。テレビなどでCMをしている大手消費者金融からあまり名前を聞かない中堅の消費者金融など会社の規模も様々です。そして消費者金融は独自で審査を行うので消費者金融の数だけ審査基準もあります。「A社では審査に落ちたけどB社に通る事はできた。」という事もあれば、その反対になることもあります。

どの会社も審査内容は明確にしておらず、審査基準も会社によって違います。特に賃金業法が改正される前では審査基準は会社ごとに違っていました。

しかし、賃金業法が改正されて総量規制によって年収の三分の一までしか借り入れができなくなりました。申し込みがあると個人信用情報機関へ照会して他社借入れ状況を見ることが義務付けられることになりました。このことから年収と借入れ状況をチェックする必要が出てきたため、ある程度の審査基準は各社似てきているといえます。

それでも審査内容は明確にしていないので確実に審査基準は同じという事はありません。

しかし、どの会社も年収や勤続年数、勤務先などの申し込んだ人の属性をみて他社借入れ件数や他社借入金額をみるところでは類似しています。

審査基準も簡単診断上では他社借入れ件数が3社までなら融資可能だけど同じ借入金額でも5社になると「入力情報だけでは融資ができるか判断できません」と表示されるあたりでも類似しています。

改正賃金業法によって、申し込む人の多重債務を防いだり、借り過ぎを防いだりといったことがあります。そして消費者金融の方では安定した収入があり返済能力のある人で年収の三分の一までしかお金を貸すことはできないことが決められています。

そのため、借り入れしようと思う人にとっては年収によって借入れ上限額が違うなど借入希望額が通りにくくなってしまって以前より審査が厳しくなったと感じることがありますが、返済の負担を考えると返済しやすい審査内容になったのです。

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